【for Panasonic/for FUJIFILM】合成時のDNGファイル出力について

質問:
「SILKYPIX Developer Studio Pro 10 for Panasonic」および
「SILKYPIX Developer Studio Pro 10 for FUJIFILM」で
合成の操作をおこない、DNG形式のファイルに出力しましたが
画像が表示されません。

回答:
「SILKYPIX Developer Studio Pro 10 for Panasonic」および
「SILKYPIX Developer Studio Pro 10 for FUJIFILM」で
合成の操作をおこなった際、DNG形式のファイルに出力することができます。

しかしながら、本製品は、DNG形式のファイルの読み込みには対応しておりません。
このため、本製品上では、合成で出力したDNG形式のファイルを
画像として表示することはできません。

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なお、合成でDNG形式のファイルを出力した場合、
RAWデータが保存されているフォルダに
「composite」という名前のついたファイルが保存されます。

例)「ファイル名_compositeyyyymmddhhmmss.dng」

このファイルは、DNG形式のファイルに対応したソフト上では
正常に表示することができます。


1枚の用紙に複数の画像を印刷することができますか

質問:
1枚の用紙に複数の画像を印刷することができますか。

回答:
「SILKYPIX」は、1枚の用紙に複数の画像を 印刷することができる
「コンタクトシート」印刷の機能を搭載しています。

この「コンタクトシート」印刷をお試しください。

1. 「SILKYPIX」を起動します。

2. 画像を取り込み、サムネイル表示にします。

3. 「セレクト」セクションまたは、「調整」セクションで
コンタクトシート印刷をおこなう全ての画像を選択します。

4. 「印刷」セクションに移動します。

※「ファイル」メニューの「印刷」からでも「印刷」セクションに移動することができます。

5. 「印刷形式の設定」項目から 「コンタクトシート」を選択します。

6. 「横方向コマ数」項目から、コマ数を選択します。

7. 画像の下には、「ファイル名」、「撮影日時」、「絞り値」、「シャッタースピード」、
及び「ISO感度」を印刷することが可能です。
必要に応じて、項目を編集します。

その他の設定をおこない、[印刷開始]ボタンをクリックし、印刷を実行します。

※詳細は、ソフトウェアマニュアル「8.5 印刷」をご参照ください


ダウンロード時のカメラ入力について

質問:
カメラを複数持っています。
その場合、ダウンロードの際に入力するカメラは何の機種を
入力すればいいですか?
また、入力したカメラのRAWデータしか使用できないのでしょうか?

回答:
この項目は、任意の項目であり、お客様がお持ちのカメラを教えていただきたいため、
ご入力をお願いしております。

お客様が主にご利用のカメラの機種をご入力ください。

また、対応カメラに記載のあるカメラでしたら、上記で入力したカメラ以外の
RAWデータもご利用いただけます。


JPEGを用いた自動ディストーション補正機能について

質問:
JPEGを用いた自動ディストーション補正機能は、
JPEG画像の何を見て補正しているのでしょうか?

回答:
JPEGのEXIF情報を参照しているのではなく、
JPEGとRAWの画像の特徴的な部分を解析して、
ディストーション補正をおこなっております。

JPEGを用いた自動ディストーション補正」もあわせてご参照ください。


画像に写りこんでいるもの(不要なものなど)を消したい

質問:
画像に写りこんでいるもの (不要なものなど) を消すことはできますか?

回答:
SILKYPIXには、ゴミ取り機能として 「スポッティングツール」を搭載しております。
この「スポッティングツール」をご利用いただくことで不要なものを
消去することができます。

1.「調整」セクションに移動します。
「操作モード」メニューから「スポッティングツール」を選択します。
スポッティング001
※アイコンからも起動できます。
スポッティング

2.「スポッティングツール」ウィンドウが表示されます。
操作画面上にも、領域枠が表示されますので、修正箇所に領域枠を移動します。
「スポッティングツール」ウィンドウ内に円カーソルが表示されます。
スポッティング1

3.「スポッティングツール」には、2種類のゴミ消去方法が搭載されています。
必要に応じて、切り替えてご利用ください。

スポッティング2-2自動消去
写真に写り込んだイメージセンサーのゴミや不要なものをクリックするだけ
周辺のピクセル情報で補間し、自動的にゴミを消去します。

スポッティング2-3コピー
指定された領域をゴミの上にコピーすることでゴミを隠します。
スタンプとして利用することで撮影時の不要物を消去する際にもご利用いただくことができます。

コピー元(二重丸)とコピー先(一重丸)の位置変更は、下記操作をおこなってください。

1)コピー元(二重丸)を正しい色の部分に配置します。
2)[Ctrl]キーを押しますと、コピー元(二重丸)の円カーソルが固定されます。
3)その状態でマウスを動かし、コピー先(一重丸)をゴミ部分にあわせます。
4)円カーソルの位置が決まりましたら、クリックすることにより、ゴミを隠します。

【変更前】
スポッティング3

【変更後】
スポッティング4

※スポッティングツールの詳細につきましては、ソフトウェアマニュアル
「4.17 スポッティングツール」をご参照ください。